梨チョコブログ

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甘いもの大好き😋お菓子を紹介してます。時々レジンクラフトや御朱印についても記事にしています。

英語が使えるだけではきっと私の世界は広がらない。

英語が使えたら何ができるのだろうか。

海外旅行?英語を使った仕事?ボランティア?

 

英語が使えても、私は何をしたいのか。

私にとって英語の付き合いは長い。

私が英語と初めて出会ったのは小学校1年生のとき。

小学校の友達が「一緒に英会話教室に通おうよ!」と誘われたのがきっかけだった。

英語教室は6人くらいの少数の教室でビルの1室を借りて教室が開かれていた。

英語の先生はニュージーランド人でギターも弾ける陽気な人だったのを覚えている。

英会話の内容なんて全然覚えてなどないのに、とても楽しかった記憶がある。

その教室も中学が上がるころには部活が忙しかったため、やめてしまった。今考えるともったいないしなぜやめたのか。

 

ただ、中学から英語は苦手になっていった。

英会話教室ではテキストを見ながら答えたり、確認テストでも苦手意識などなかったのに学校の授業、試験となると途端に苦手意識が出てきたのだ。

そこから英語が完全に苦手な科目になってしまった。

ただ、リスニングでは話している内容がほぼ理解できたのでそれのときは英会話教室に通っていてよかったと思う。

 

中学3年のとき、英語教室の先生と中学の英語の先生が知り合いで授業にゲストとしてきたことがある。

身振り手振りも交えつつ教科書に沿わない英語を話すのは久々であった。きっと試験であったなら正解とはならない文法や話し方だ。きっと、片言の英語だったに違いない。でも、久しぶりに会った英語教室の先生はうんうんと聞いてくれた。会話をしてくれた。

そのあとクラスメイトにこう言われた。「英語で会話できてたね!すごい!」

私は驚いた。英語といってもなんにも正しくなんてない。試験でいえばきっと50点も取れない話し方。でも、その時

 

私は、英語だろうが日本語だろうが伝えようとすることが大切なのだと気がついた。

 

私はその後の人生でも英語は苦手だった。

ただ、なぜか駅や街で海外の旅行者から道や場所をよく聞かれる。私は話しかけられたとき、なるべく聞き取り、会話から困っていることがなんなのか理解するようにしている。

私は気づいた、向こうも英語と日本語が入り混じった話し方をする人もいる。

そして、どの人も共通したこちらに何か」を一生懸命伝えようとしていた。

 

私がもし英語を自由に使えたら、多くの国の人と言葉の壁を感じずに会話してみたい。海外の旅行者の困っていることもスムーズに解決できるし、なんてことのない会話を楽しみたい。「旅行を楽しんで!!」と小粋なフレーズで旅行者を見送るのだ。

そうしたら、私の世界は少しだけ広がる気がする。

 

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